山のアルバリーニョ、カステル・デンクスの偉大な白ワイン
白ワインです。
『心自閑・アルバリーニョ 2013』 - カステル・デンクス
"Kokoro onozukara kannari" Arbariño - CASTELL d’ENCUS
※エチケットが漢字3文字の書からで横長なので、写真3枚を並べてみました。
ピレネー山脈のスペイン側の山の斜面の高地、
約900-1,000mの標高のアルバリーニョ種から造られます。
抜栓3週間経っても新鮮でピュア、クリーンで美味しかったことは、
昨年実践済み。
そして今度は3ヵ月~5か月ほどの、
抜栓後の経過日数すら忘れるほど置いておいたのを試してみました。
この酸、本当に凄い!!
キレイでフレッシュな高い酸味が生き生きしたまま!!
抜栓直後よりもジューシーさを感じさえする。
豊富な酸の余韻に果実の甘みが少し感じられる。
これは相当持つワインだろうと、ゾクゾクする美味しさです。
抜栓後数ヵ月経ってもへたれないどころか、凛とした背筋の通った印象。
それどころか余裕さえ感じさせる魅力がちらりと
清潔感保ったままクリアーに。。
これは20年後、いや30年後の想像が楽しみでしかたないワインです。
どんなになっているんだろう、
さぞや大輪の花を咲かせて高貴な、薫り高く魅惑満載ではなかろうか、
想像しては、このワインを造るボベさんの偉大さを感じずにはいられません。
20年後、うーん、、私達本体が美味しく飲める健康状態か、
はたまた生存しているかわからないので、
20年後の分までの楽しみは若手に任せるとして、
せめて私達はひとまず10年後にまた飲んでみよう!
なんて話題で皆と盛り上がった、とある春の日の会話でした。